たくさんのカツラ男子を見てきた元店員より

以前、5年ほど接客業をしていました。土地柄もあり男性客の多い店舗だったので、AGAで薄毛の方もカツラの方も非常に多く来店されていました。
一店員として、髪でお客様を差別することはもちろんありません。けれど、カツラを被るなどして薄毛を隠そうとするならば、やはりそこにしっかりとお金や時間をかけ、メンテナンスしていくべきだと感じました。
と言うのも、見るからにカツラと分かるような代物(毛がボサボサだったり、中のネットが見えてしまっていたり)は、たとえ着用していてもすぐに分かってしまいますし、何となく清潔感も無いように感じられてしまいます。カツラが高価なものだということは理解しているつもりですが、折角用意するのであれば、本物と区別のつかぬような、もしくは被っていても違和感のない程度の物にした方が良いのでは…と思いました。
ヘアスタイルや生来の髪色と同じく、髪の量も人それぞれです。そこに何かしらのコンプレックスを感じてしまうのも分かりますが、見せ方・隠し方・カバーの仕方によっては、それらがマイナスに働いてしまう可能性も大いにあると思います。気を遣うのであれば、それなりの費用や手間をかけて、是非素敵な物を用意していってほしいなと思います。